糖尿病について

2003年8月に発表された厚生労働省の糖尿病実態調査によると、20歳以上の国民で糖尿病もしくは糖尿病を強く疑われる人、糖尿病の可能性を否定できない人を含めて約千六百万人と言われ、最近では約二千万人もの人が含まれると考えられています。つまり、約5人に1人が糖尿病に関係があるわけです。しっかりケアすれば何も心配は入りませんが、放っておくと極めて恐ろしい病気でもあります。

糖尿病はインスリン作用不足によりもたされた慢性高血糖を主徴とする疾患群と定義されます。様々な遺伝素因に環境因子が作用して発症すると考えられていますが、病態、個人のライフスタイルに応じたテーラーメイドな診療が重要です。

五十子クリニックでの糖尿病診療プラン

  1. まず十分に問診をして、現在までの経過、また現在の症状、状態を正確に評価する。
  2. 血糖、血中インスリン、HbA1c..etc.を評価して、糖尿病の重症度及び病態を把握して、治療法を決定する。
  3. 合併症(糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、感染症(特に足裏))の評価をする。「網膜症については近医の眼科や慈恵医大眼科を御紹介しますので、受診して頂き病期を判定してもらっています。」

※院長 五十子は2014年11月30日 日本糖尿病学会専門医を取得

糖尿病治療法

食事・運動療法

糖尿病 食事療法まず全ての治療に優先される食事・運動療法。(ただし、運動療法は糖尿病の極めて進行した方にはおすすめできない場合がありますので、まず御相談してください。)

当クリニックでは、実際に運動を目の前でやって頂き、細かな食事指導を行っています。栄養士による栄養相談も計画中です。

薬物治療

糖尿病の病態、重症度に応じた薬物治療を行います。

実際には個々人のライフスタイルに合わせた治療になるので、一概には言えませんが、どのくらい進行しているのか、どのくらい膵臓の機能が残っているのかが重要で、総合的判断して、薬を選択します。現在、下記に示す様々な薬が存在します。

αGI (グルコバイ、ベイスン etc.)
ビクアナイド薬(メルビン、グリコラン etc.)
チアゾリジン薬(アクトス)
速効型インスリン分泌促進薬(スターシス、グルファストetc.)
スルホニル尿素薬(グリミクロン、アマリールetc.)
DPPⅣ阻害薬(グラクティブ、オングリザ、テネリアなど)
SGLT2阻害薬(フォシーガ、デベルザ、カナグルなど)
インスリン

下にいく程強いお薬ということではありません。

当クリニックでは入院ではなく、外来にてインスリン薬も導入も行っています。

一般的には、インスリン注射と聞くと”もう終わりだ”とか”インスリンになったら止められない”etc.と思われる方が多いと思いますが、決してそのようなことはありません。一度インスリンを使用してから内服薬に変わる方、あるいは投薬なしになる方etc. 非常に多くいらっしゃいます。

インスリン自体も速効型、中間型に加えて、超速効型、持効型etc. ライフスタイルに合わせた投与が可能な時代となりました。心配せずに、何でも御相談頂き、適切な治療を一緒にやっていきましょう。治療の主人公は患者さん自身であり、それをしっかりサポートしていきます。