正しい間食の摂り方

間食といえば、いわゆる「おやつ」の和菓子や洋菓子、果物について連想する人も多いと思います。しかし、本来は食事時間以外に摂ったもの全てを指しており、菓子類の他に飲料水、お酒なども含まれます。
また、一般的な間食は「肥満の素」と考えられ、「いけないもの」とイメージがありますが、間食の内容や摂る時間をきちんと選べば、1日の摂り切れない栄養素を補う絶好の機会といえます。

間食を選ぶポイント
①量ー1日に摂っても良いとされる間食のカロリーは200㎉です。これは、1日の摂取カロリーの10%に相当します。
②時間ー食べた後の活動時間が長ければ長いほどカロリーを消費できるので、午前中か遅くとも午後4時ごろまでには摂るようにしましょう。
③素材ー同じ食材でも加工方法によっては糖の消化吸収率に差が出ます。「皮をむいたりんご」と「りんごジュース」とでは、、液体にして摂った時の方が吸収率が60~70%も高くなります。よく噛む必要のある食材を選び吸収率を下げましょう。
④バランスー1日の栄養バランスを考え、その中で不足した栄養素が補える食品を選びましょう。

間食することはコミュニケーションを円滑にし、疲労回復を助ける効果もあり悪いことばかりではありません。「何を」「いつ」食べるか、ほんの少し気を付けることで間食も意義のあるものになります。

受付 鷲巣

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