冬の養生

大寒も過ぎ暦の上では春に近づいておりますが、まだまだ寒い日が続きますね。

先日薬膳ごはんをいただくワークショップに参加しましたので「冬の養生のポイント」をご紹介します。

 

立冬から立春までのおよそ3か月間が「冬」とされます。

寒さの強いこの季節は中医学や漢方ではエネルギーの消費を抑えるために気血といった栄養成分を貯める時期とされ、冬の時期には静かに知識や栄養を蓄えることを基本とするのがよいとされています。

中医学では冬は五臓のうち「腎」と関係性が強い時期と考えられ、ホルモンの分泌を中心に、人間の成長や老化に深く関与する部位とされています。

また「腎」は冷えに弱い部位とされ、冬の寒さなどで冷えてしまうと「腎」の働きが弱まりやすくなります。冷えから体を守らないと老化を促進してしまうことになる、という教えもありますのでしっかりと防寒することが冬の養生へと繋がります。

 

冬の生活養生のポイント

①決まった時間に三度の食事で胃腸をいたわる

②まとめて動くより毎日こまめに動く

③入浴はぬるめの長湯または足湯

 (熱すぎるお湯は交感神経を優位にする。リラックスを心がける)

④冷えるところをこまめにマッサージ(手をたたく、体をさする、タッピング)

⑤夜は早く寝て、朝は遅くまで床にいる(日のリズムで動く)

※三首(首・手首・足首)を温める、仙骨あたりにカイロを貼るのも防寒対策としておすすめだそうです

 

冬の食養生とおすすめの食材

体を温めるものを食べ、「腎」を補う食材、「黒い食材」を意識して食べるようにする

 

●「腎」を補う黒い食材

黒米、黒砂糖、黒豆、黒きくらげ など

●「腎」を補う食材

カリフラワー、きにら、キャベツ、ごぼう、ブロッコリー、マッシュルーム、プルーン、葡萄、ブルーベリー、海老、スズキ、タイ、豚肉、牛乳、くるみ など

●温める力を補う食材

ニラ、ネギ、らっきょう、海老、まぐろ、鹿肉、赤ワイン など

●口・鼻乾燥対策の食材

大根、蓮根、はちみつ、ゆり根、梨、鶏卵、乳製品 など

●皮膚の乾燥対策の食材

豚足、鶏手羽元、白きくらげ、オリーブオイル、鶏卵、乳製品 など

 

お仕事や生活スタイルによっては実践が難しいものもあるかもしれませんが、できる範囲で冷え対策を心がけ冬を乗り切りたいですね。

 

受付 高橋

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