私たちの体を動かすためには、エネルギーが必要です。そのエネルギーを生み出す重要な役割を担っているのが、細胞内にあるミトコンドリアです。
ミトコンドリアは、食事から得た栄養素と酸素を利用して、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源を作り出します。ATPは、筋肉を動かすことや、体のさまざまな機能を維持するために使われています。
ミトコンドリアの働きは、加齢や身体活動、生活習慣などの影響を受けます。ただし、疲れやすさには、睡眠不足やストレス、栄養不足など、さまざまな要因が関係しています。
疲れにくい体を目指すために、日々の生活習慣を見直してみましょう。
● 適度に体を動かす
疲れがひどい方はウォーキングなど、無理なく続けられる運動から始めましょう。体力に余裕があれば、筋力トレーニングなどを取り入れるのもおすすめです。運動の強度や量は体調に合わせ、疲れが強く残らない範囲で行いましょう。
● バランスよく食べる
エネルギー産生には、糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素に加え、ビタミンB群や鉄、マグネシウムなどの栄養素も関わっています。まずは主食・主菜・副菜を組み合わせ、バランスのよい食事を心がけましょう。サプリメントは、食事の状況や栄養素の不足に応じて活用しましょう。
● 十分な睡眠をとる
睡眠不足は、日中の疲労感につながります。寝る前のスマートフォンの使用を控える、就寝・起床時間を整えるなど、睡眠環境を見直して、しっかり休息をとりましょう。
毎日の小さな積み重ねが、健康な体づくりにつながります。
食事・睡眠・運動。まずは普段の生活を振り返ることから始めてみましょう。
※疲れやすさが長く続く場合や、日常生活に支障がある場合は、医療機関に相談しましょう。
受付:高橋