漢方を暮らしに

先日、漢方の勉強会に参加してきました。
漢方と聞くとまず漢方薬を思い浮かべると思いますが、「一に養生、二に薬」といい、まず養生を実践することが大切なようです。
人間も植物も自然の一部で同じ法則のもとに生きています。
土台である根元を整えることが、自然治癒力を高め、健康回復維持増進に大切な事であると学びました。
漢方は暮らしの中に溶け込んでいると強く感じました。
そこで一つ、自然の甘みが楽しめ、お腹や手足の冷えが気になる時にも良い、和漢素材を使った潤養ブレンドの薬膳酒をご紹介します。

材料
ホワイトリカー(35度)、クコの実、なつめ、桂皮(シナモン)
酒:生薬=10cc:1g

クコの実:老化防止に有効、疲れ目などの目のトラブルにも効果的
なつめ:滋養強壮効果あり、イライラなど心の疲れを取り除く働きがある
桂皮:最古のスパイスと言われ独特な香りを持つ。身体を温め、冷えに有効

10日冷暗所で熟成させた後、ろ過して素材を取り除き1回10∼30ccお好みでハチミツを加えたり、お湯割り、水割り、ソーダ割りなどにしてお楽しみ下さい。調理酒としてもご利用頂けます。

検査技師 柿島

月別:アーカイブ