免疫力を活かそう

12月に入り、冬らしい寒さがやってきました。
この季節になると、寒さと乾燥でウイルスが空気中に長く漂うことができるようになり、私たちの体内にも侵入しやすくなります。
しかし、私たちの身体は免疫という素晴らしい防御システムを持っています。
感染対策にはよく寝て、バランスよい栄養をとり、元気に身体を動かす、そしてうがい・手洗いが基本です。
さらに免疫力を活かし、環境を整えてウイルスの侵入を防ぎましょう。

○鼻呼吸を意識しよう
鼻には空気に湿度を加え、異物を除去するしくみがあります。

○腸内環境を整えよう
腸には免疫細胞が集結していて、全身の免疫細胞の7割を占めるともいわれています。
そして、腸内の免疫細胞は良質な腸内細菌によって強くなるといわれています。
この腸内細菌をバランスよく維持するためには、
・食物繊維繊維を摂る。
・腸を温める。腹巻きなどでおなかを冷やさない工夫を。
・ストレスをためない。

○湿度を40%以上に維持しよう
湿度が40%以下になると、ウイルスの落下速度が遅くなり、約30分間空気中に漂うといわれます。

湿度30%では60%と比べて2倍近く遠くへ飛ぶそうです。

○室温は20℃〜25℃くらいを維持しよう
例えばコロナウイルスでは
気温37℃で1日間、22℃で7日間、4℃で14日間、
感染力が維持されているといわれます。

自身の免疫力を活かし、生活環境を整えて、忙しい年末を元気に過ごしましょう。

看護師 上原

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