オンライン診療によるマンジャロ®処方開始のご案内
― 糖尿病治療としての適正使用について ―
近年、GLP-1/GIP受容体作動薬であるマンジャロ®(チルゼパチド)は、体重減少効果が注目され、本来の適応である糖尿病治療以外(ダイエット目的)での自費処方が広がっています。ダイエット目的の為にマンジャロを処方することは望ましくないため、当院では、近日中に肥満症治療に使用出来るゼップバウンドを自費診療にてダイエット目的の方の為に安全性を評価した上で処方開始する予定です。
マンジャロ®は、2型糖尿病の血糖コントロール改善を目的として開発・承認された医薬品であり、適切な診断と医学的評価のもとで使用されるべき薬剤です。
当院では糖尿病専門医として、
「本来、保険診療で使用できる治療は、正しく保険診療で行う」
という方針のもと、マンジャロ®を含めた糖尿病治療の啓蒙と適正使用に取り組んでいます。
当院のマンジャロ®処方の考え方
マンジャロ®は
2型糖尿病の治療として、保険診療で処方可能な薬剤です。
単なる体重減少目的のみでの処方は行っておりません。
血糖値、HbA1c、体重、合併症、併用薬などを総合的に評価し糖尿病治療の一環として必要と判断した場合に処方します。
食事療法・運動療法・他の糖尿病治療薬(内服・注射)と並行して位置づける治療選択肢の一つです。
オンライン診療での対応について
通院が難しい方や、継続治療の利便性向上のため、保険診療によるオンライン診療でもマンジャロ®処方を開始いたします。
初診・再診ともに、医学的に可能な範囲でオンライン対応検査結果・治療経過を踏まえた適正な用量調整、
副作用や低血糖リスクを含めた安全管理を重視しています。
※症状や状況により、対面診療をお願いする場合があります。
大切にしていること
オーバーウェイトの方にとって「体重を減らすこと」はとても大切ですが、糖尿病治療においてそれだけが最終的に目指すゴールではありません。
血糖コントロールの改善を通じて、心血管疾患
腎症・網膜症・神経障害
将来の健康リスク
を長期的に防いでいくことが本質です。
当院では、
流行としての治療ではなく、医学的根拠に基づいた本来の糖尿病治療を、患者さん一人ひとりに合わせて提供していきます。
糖尿病治療についてお悩みの方、
「本当に自分にマンジャロ®が必要なのか」を含めて、
ぜひ一度ご相談ください。
